ラインカラーTOPへ 小ネタTOPへ TOPへ

南海・ラインカラー探検隊(その1)

 ということで、ここでは私が通勤などでお世話になって一番馴染みのある鉄道会社、南海電鉄について、ラインカラーが現状においてどの程度使用されているのか見てみましょう、という企画です。毎日利用しているんですが、普段そんなに意識するものでもありませんし、いざとなると何にラインカラーが入っているか、案外覚えてなかったです。

◆運賃表・路線図
運賃表(伽羅橋駅)
 駅の運賃表です。ちょっと見にくいですが上が高野線(難波から橋本まではりんかんサンラインという愛称)、下が南海本線です。右端にちょこっと見えている黄色は泉北高速線です。路線図もほぼ同様のデザインとなっています。

 こちらは他のラインカラーと違い、もう少し細かい区分けがなされています。
高野線についてはりんかんサンライン部分が緑、橋本から先の高野線と汐見橋線がうすい緑、南海本線の支線がうすい青で色づけられています。

◆ホーム案内

ホーム案内(本線) ホーム案内(高野線)

 こちらはコンコースにある乗車案内です。このほかにも難波駅には空港線のものが紫のライン入りであります。

 それぞれ左端に描かれているのが各線のシンボルマークです。南海本線が波を、高野線は杉木立をあしらったものです。空港線は飛行機マーク。

◆駅名標

駅名標(本線) 駅名標(高野線) 駅名標(空港線)

 駅名標です。駅名標は駅の顔、イメージにおいては重要な部分を占めるということで比較的統一されています。上の種類はサインマニュアル制定後の新しいもの。急行停車駅など、主要駅を中心に整備されています。きちんとラインカラーが入れられていますね。

駅名標(蛸地蔵駅) 駅名標(三国ヶ丘駅)

 ところがこの駅名標、小さな駅を中心にまだまだ旧来のタイプが残っています。左のものは一番古いタイプです。そして右側の三国ヶ丘駅。この駅高野線の駅なんですが、駅名標は南海本線のラインカラーである青。どうして?

 じつはこの駅名標、昭和50〜60年代に行われた取り替えでこのスタイルになったんですね。青色は当時、路線の区別なく用いられていた色です。それがサインの統一後もそのまま残っているんですね。ちょっとややこしいです。

◆発車案内

発車案内(本線) 発車案内(高野線) 発車案内(空港線)

 こちらは発車案内盤です。左から難波駅、堺東駅、りんくうタウン駅のものです。これらはいずれも一番新しいタイプで関西空港開港前後に導入されたもの。それぞれのラインカラーが入っていますね。


◆時刻表

時刻表(本線) 時刻表(高野線) 時刻表(空港線)


 こちらは時刻表です。左から岸里玉出駅、天下茶屋駅、りんくうタウン駅のものです。南海の時刻表はこういった停車案内などと一体となった方式を採用しています。えらく立派なものです。時刻を見る、という本来の目的のほか、私は冬場に風をよけるついたて代わりに使ってます。(^^;

 ・・・あら?右端は空港線のものなんですが、色が紫ではなく濃いオレンジですね。どうしてなんでしょう。その訳は次のページで説明させていただきます。


その2も見てみます?




ラインカラーTOPへ
小ネタTOPへ
TOPへ

無料ホームページ掲示板