もう本当に、こんな所まで見ていただいて、どうもすみません。申し訳ないです^^);;;;;;;;;;;;;;;;
駅のトイレとひとくちに言いましても、その構造・形状は実にさまざまで、果たして単純に左右のふたつで分けられるものなんだろうか、と考えることが多々ありまして、実際調査中にもそういったケースにまま遭遇いたしました。そこで、ここではこの項目中の細かな部分について、要件とともに見ていくことにします。この項目をご覧頂くにあたって参考にしていただくとともに、「よっしゃほんならウチの近所のトイレ調べたろ」という慈悲の心溢れる方にもお目通ししていただければ幸いです。
それと、さらにこだわりを求める方に、「日本全国トイレ図鑑」も作っていまいました。お手すきの方はどうぞ。
1.一旦駅を出る構造になっている(改札外にある)トイレがあるJR駅、及び国鉄転換第3セクター線。
はい。これは対象がJRと第3セクターのみに限っている、ということです。私鉄、特に大手の場合はほとんどが改札内にあり、改札外(ラッチ外)にはない場合が多いので、ここでは対象外としました。
改札がない場合はどないすんねん。
改札がない、というのは無人駅に行くとかなりの頻度であります。この場合は、駅舎からホームへの入口、つまり、キップ回収箱が置いてある所を改札口とみなしました。
ほんなら、駅舎がない場合はどうすんねん。
これは、本当にケースに応じた判断にならざるを得ないんですが、ホームへの上がり口、または駅へ通じる道を基準にしました。
2.トイレは駅舎と棟続き、別棟を問わない。
はい。特に区別はしていません。つまり、存在する場所によっては、公衆トイレも駅のトイレとして認めようではないか、ということなんです。
そしたら、どこまでが駅にある公衆トイレやねん。
これについては、左の図の黄色で塗られた範囲にあった公衆トイレを一方的に「駅にある公衆トイレ」と認定し、備考欄に「公衆」と附記しました。ですので、調査後にトイレが出来たりとか、調査時にあったトイレがなくなっていたりといった事態もあると思いますが、その点はご容赦いただきたいと思います。そのあたりの情報もお待ちしております。
また、態様が明らかに街の公衆トイレでも、駅の改札近辺にトイレとして案内が挙がっている場合は、「駅のトイレ」として掲載しております。また駅前にあっても、駐車場など、公民館など駅以外の施設の付属になっているトイレについては計上していません。
それと、駅の改札外に明白に「駅のトイレ」と言い切れるトイレ(例えば駅舎内とか)があり、加えて駅前に公衆トイレがある場合などは駅のトイレを優先し、公衆トイレは挙げていません。
3.原則として、駅の出口(改札)が1箇所の駅。複数ある駅はメインの改札(中央口等)で判断。
ということにさせて頂きました。しかし中央口にトイレがなく、中央口以外の出口にトイレがある場合はそちらを優先して記載しています。
4.その他
駅舎を出るのと出ないのとを区別するのに、どれだけの意味があるねん。
これは、「冬場トイレに行くのに、寒い思いをするか否か」を区別するために設けました。鉄道のトイレにおける寒冷地を明確にしたいためです。
トイレが改札から右に行って左に行って、更に右に・・・という場合は右左、どっちやねん。
これは非常に難しいですね。大きい駅の場合はこういうケースが多いです。これは「右に曲がってから、または左に曲がってからどちらの方が歩く距離が長いかを測り、長い方の方向がトイレのある方向」としました。チト苦しいですが。また改札が2階にあってトイレが1階にあるような場合は、改札からトイレに続く階段に行く方角がトイレのある方角、としました。
トイレが改札の正面にある場合はどーすんねん。
う〜ん、それは「正面」ですね。ハイ。ただ今のところ、正面にトイレがあるところは少なく(そういう構造になってるんですね、駅って。不思議です。)、あまり頭を悩ます事態にはなってません。ただ、改札正面に通路があり、その通路の左壁側にトイレがある場合などは「左」としました。